Sweet with A
youtu.be
※DARSコラボは2月で終了しました.ないちゃう...
あまなだ!かわいい!!!!!!
甘奈「大崎甘奈だよぉ」
かわいい!!!!!!
甘奈「パッケージもかわいいでしょ?」
パッケージもかわいい!!!!!
甘奈「白いダースでお揃いにしよ!」
する!!!!!
した.
こんな感情を垂れ流すHATOだが,生まれたときから甘奈担当なのかと言われるとそうでもない.
最初は「え,真乃ちゃんって子かわいくね?ソシャゲとかやったことないけど,友達もやってるしやってみるか!」とそんな感じでゲームをはじめた.そしてそこそこはまったが,そこそこであった.
しかし,それは突然起こった.
たしか「初心者ミッション」的な何かだったと思う.
いつものように真乃をプロデュースし,初心者ミッション的な何かをしていたその時,サポートの中にいたのが,
そう,このカードである.
なんてこともない.サポートRカード.
なかなか話題に上がらない初期カードである.
しかし,私はこのサポコミュ1話目「スウィート・シスター」を読んで,甘奈という人間に引き込まれ,バンナムに納税をする日々を送らざるを得なくなったのだ.
【283プロのヒナ】大崎甘奈の「スウィート・シスター」に関する感想
はじめに
以降,HATOが甘奈担当のきっかけとなった【283プロのヒナ】大崎甘奈の「スウィート・シスター」に関する感想である.
以降では,当時違和感を覚えた箇所ごとで項分けし記す.
また最後に,甘奈に対する今の感情を述べる.
また,今回はネタバレを多く含むため,もしまだコミュを見ていない人はブラウザバックをしていただきたい.
そこには甘奈が詰まっている.
また,オタクの怪文書を読んで気分を害すことが多い方もブラウザバックしたほうがいいかもしれない.
というのも,私が甘奈担当になった理由を一言で話すと甘奈に共感したからだ.
そのため,甘奈コミュを読み,甘奈と自分の境界が曖昧になり,それ故甘奈に対して曲解をしている箇所が見うけられる可能性がある.
と,まあ,自分を守る無責任な言い訳を並び終えたところで,そろそろ当時を思い出しながら語りを始める.
コミュ概要
はじめに,コミュの簡単な概要を3行で説明する.
- 甘奈が,甜花のレッスンの付き添いとして,事務所まで来る.
- 事務所にあるおやつのプリンを見つけるが,甜花にとっておく
- 最後に二人で半分こ
以上だ.
搔い摘むとなんて事のない,のほほん幸せな大崎姉妹コミュ.
しかし,私はこのコミュの各所に違和感を覚え,最後には「甘奈,なんだてめぇ・・・」という不信感とともに,甘奈をプロデュースし始めることとなる.
以降,どこで違和感を覚え,当時何を感じたかを書き下す.
じゃあ甜花ちゃん,レッスン頑張ってね!
はじめに違和感を覚えたのはここかもしれない.
そう,イマこの場に用があるのは甜花ちゃんだけなのだ.にも関わらず甘奈も一緒に来ている.雑誌を読みたいから,ってまじ..?雑誌はいつでも読めるやろ..と.
たしかに「仲の良い姉妹だなあ」で流すこともできる.が,これは共依存では・・?という考えが脳裏をよぎった.そして,「たぶん,甘奈の方が重度だろうな..」と.
これはナニカがおかしい.
いままで真乃だけをプロデュースし,ほわっとしていたところにこれである.とんだカウンターを食らってしまった.
わぁー,プリンだ!
甜花ちゃんをレッスンに送りだしてから雑誌を読もうとする甘奈.
ああ,本当に雑誌を読みに来たのか.なんだ杞憂だったのかもしれない.ごめんなさい.
と思っていたら,甘奈がプリンを見つける.
「並ばないと買えないって評判のやつ!」という発言を見る感じ,雑誌か何かで見かけたのだろう.
よく雑誌を見ている甘奈ならこの手の情報に敏いのも納得だ.
...いや,待てよ?普段から雑誌を読んでいる子がプリン情報一つなぞ記憶に残るだろうか.
筆者も過去に何度かティーン向け女性誌に目を通したことがあるが,情報量が非常に多く,1冊すべての内容を覚えるなんて不可能に近い.
一方で,甘奈の先ほどの「何から読もっかなー」という発言から普段から複数誌を並列で愛読している様子が見受けられる.複数誌を読む人間が,たかだかプリンの情報を覚えていられるだろうか...
ああ,そうか!さてはこの子,プリン大好きなんだな!さらに言うと,このプリンが特に気になっていたに違いない.
そしてこの笑顔である.
ニコニコでかわいい.
と思ったのもつかの間.次の一瞬で流れが変わる.
え.
君,プリンめっちゃ好きなんじゃ...
プリンが好きで,その中でもさらに気になっていた話題のプリン.まさか・・・
いや,この子ならやる.きっと,姉にプリンを譲る.
あり得る.
まあ,優しいからそうするだろう.きっと「しかたないな~」というやや困ったような少しうれしそうな顔で冷蔵庫にしまっておくのだろう.
私は,そう想像した.
が,
この顔である.
にっこにこでかわいい.
いや,そうじゃない.
ニコニコすぎる.
そして悟った.
この子は,他者のために生きている.さらに言うと,姉妹のために生きている.家族の幸せ,他人の幸せを見ることこそ,自身の幸せだと本気で思っている.
そしてそれは欺瞞でも虚勢でもない,本心.
本当にそうなのだ.
それが,真の意味での自立を遠ざけることだということも気づかず,ただ他者の幸福な顔を見るために動いてしまう.そんな子なのではないか....
そして,恐らくいつか気付くだろう.それがいかに無責任で身勝手かということを.
いや,もしかしたら気づけないかもしれない.
そこはわからない.気づけるかどうかはあくまで彼女の今後の選択次第だ.
そんな彼女のこれから先の物語を考えてしまった.
というのは,半分嘘だ.本当は少し過去の自分を思い出していた.
他者ドリブンで行動し,自分の人生を他者に預けてきた自分.
どこか他人任せで,周りの幸福を祈ることが自己の幸福だと本気で疑わなかった過去.
歪み切ったまっすぐな感情を思い出したのだ.
そして考えた.
この子はどんな風にこれからの人生の課題を解決していくのだろうか.
何を考え,何を感じアイドルを歩むのか.
そもそもなんでアイドルをやっているのか?まさか他人のためなんて言わないよな・・?
だとしたら,なんで?どうなる?気になる・・・・
こうして場面は甜花ちゃんがレッスンから戻ってくるシーンへと移る.
わぁ……プリン......!
やはり雑誌で見たやつだったのか.
ここからでは,甜花ちゃんも普段から雑誌を読むのか,それとも
甘奈「見てみて甜花ちゃん!このプリンめっちゃおいしそうじゃいない☆」
となったのかは定かではないが,プリンが姉妹の好物であることは間違いないだろう.
そして,
こうなる.
なんだこの姉妹.二人してプリンを譲り合うのか・・?
なんだこれ.
こーゆう本格的なの苦手だったっけ?
そして夜になる.
昼間事務所に来て,雑誌を読んでからどこかに出かけたのであろう.
本来なら,そのまま自宅へ帰ればいいはずをわざわざ甜花ちゃんを迎えにくるという.
なかなか尋常ではない.
とはいえ,来るときも一緒に来たわけなので,納得の行動ではある.依存はえぐいが.
そんなこんなで,この後事務所内で甜花ちゃんと合流する.
そして,「ああ,和やかにプリンを一緒に食べて,ハッピーエンドか」
そう思っていたら
からの
である.
私はここにシャニマスの本気と,甘奈のイデアを見た.
普通のありふれたストーリーであれば
甘奈「えー!取っておいてくれたの?うれしー!」
甜花「にへへ,一緒に食べよ」
である.
もしくは
甜花「プリン,とっておいたの」
がセオリーだ.
こんな「本格的なの苦手だったっけ?」にはならない.
なるとしたら,他者への思いやりが過ぎる人間だ.
なんなんだ,このシャニマスというゲームは....
なんなんだ,この甘奈という子は....
なんだこれ....
リアルさと共感の間で,俺は何を見せられているのか.
ただ乾いた笑いをするしかできなかった.
ヤバいものを見た感覚と,自分の人生を顧みろという啓示が同時に流れ込んできた.
そんな気分だった.
こうして二人はプリンを半分こし,HATOは甘奈でTrue End研修を始めた.
甘奈Pとしてのイマ
その後,どのようにして甘奈をプロデュースしていったかを簡単に述べる.
プリンコミュを読んだ後に,甘奈WINGを読んだ.
そして自分の過去をまざまざと見せつけられた気分となり,
「誰がこんなアイドルをプロデュースするか!2度とやらんわ!!」
と嘆きつつ,TrueEndを見る迄ひたすら甘奈だけをプロデュースした.
たぶん5回以上は連続でやっていただろう.
そして,甘奈WINGを通し自己嫌悪に襲われながらTrueEndを見たときには,俺は甘奈担当になるんだろうな,と感じるようになっていた.
その後,283プロのアイドル全員をプロデュースし,その気持ちが疑念から確信へとかわるのに時間はかからなかった.
そこからは早いもので,感謝祭・GRAD・イベントコミュ,様々なところから甘奈を知り,理解を深めようとし,同時に甘奈から多くを学んだ.
いまや甘奈をプロデュースしているのか,甘奈にプロデュースされているのか分からない.
ただ,甘奈には感謝を伝えたい.そんな気持ちである.
あの時プリンコミュを読まなかったら,どうなっていたかはわからない.
別のコミュで嵌まっていたかもしれないし,甘奈にたどり着く前にシャニマスをやめていたかもしれない.けれど,いまこうしてアイドルマスターシャイニーカラーズというエンターテイメントを楽しむことができていることを,私は幸せに思う.
これから甘奈はどんな成長を見せてくれるのだろうか.何に悩み,何をもがくのだろうか.
そんな甘奈を応援しつつ,応援するに値する人間であれるように,私自身もイマを全力で生きていこうと思う.
そんな感じだ.